完成見学会と感動のお引渡し式、さらには縁起物?

工務の佐藤です。

先日、お施主様のご厚意により、お引渡し日の前日に完成見学会をさせていただきました。 今回は協力業者の方々を中心に、事前に見学会の告知をさせてもらい、当日にはお知り合いのお客様を連れて来ていただきました。来場したお客様からは「コンパクトにまとまった良い住宅ですね。」「1階が白を基調としていて、とても綺麗でした。」と、とても良い評価をいただきました。

次の日はお引渡しとなりました。当社では数年前からお引渡し式を執り行うこととしており、一番のメインはご主人から奥様への感謝のお手紙を読んで渡していただく場面です。当日まで奥様には内緒で手紙を書いていただくことをお願いして、サプライズ的な場面をつくる工夫をしています。今回も思い出に残る感動のお引渡し式になったことと思います。

さて、お引渡しの際にお施主さまからご了解いただいた出来事がありました。引渡し前の完了検査をしていた時に、外壁に取り付けてある外部フードの上につばめの巣があることに気が付きました。1週間前には無かったものが、その時にはもう卵を温めているような状況でした。取り除くことはできたのですが、「つばめの巣がある家は縁起がいい」とよく耳にします。何よりもかわいそうでしたので、とりあえずその場を去り、お施主さまに相談してみたところ、「そのままでもいいですよ」との返事をいただきました。新築したばかりのきれいな外壁が汚れてしまうかもしれない状況で、お施主さまの寛大な対応に感動しつつ、無事に雛が巣立つことを願いながらお引渡しをさせていただきました。きっと幸福な家となるでしょう。

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