T様ご家族インタビュー
「家を建てたらずっと共働きになるかもしれないけどいいの?」のご主人の問いかけに、
「うん、働くよ」と笑顔で応えた奥様。
土地のこと、資金のこと、苦労を重ねてつくった“可愛らしい”マイホーム。
ご主人=主 奥さま=奥
【インタビュアー 】八重樫(裕)=裕 佐藤=佐 関場=関
裕:今日は折角のお休みのところ、ありがとうございます。どうぞ、よろしくお願いいたします。
奥:いえいえ、こちらこそ、ありがとうございます。
裕:T様の家づくりですが、家を建てようと初めて思ったのは何がきっかけだったんですか?
主:私個人としては特にそう考えなかったんですけれども、子供が生まれた事もあって、妻と妻の家族が勧めてくれました。また、これから先、引っ越しをする事になって次の住まいが今より広い所だとしたら、家を建てるのと借りるのとではどっちがいいのかな?と考えたのが一番最初のきっかけでした。どっちにしろ、家はもうちょっと広くないとって思ってたので。
あとはうちの家族から「どうすんのや?」っていうような勧めもあって、ですね。
裕:それがきっかけで「じゃあ、建てよう!」ってなったんですか?
主:はい、結構最初に決まりましたね。
裕:不安は無かったですか?
主:実はありました。家を建てるためには、土地も探さなくちゃいけないし、資金繰りとか何かとかってあるじゃないですか。特にお金のことは一番気になりましたよ。ローンが、最長35年とか30年っていうので考えると・・・ね。実際のところ今の年齢から足していって、70歳まで働けるかわかんないけど、それがぎりぎりなのかなって思って。
「もうっ!これが、最後のチャンスなのかもしれない!」と思ってね、それは思い切りましたよ~(笑)。
一 同:あはは。
裕:でも、やっぱり奥さんも勤めていたのは、大きかったでしょ?
主:そうですね。もう話の段階で。その・・・言っていいのかわかんないですけど・・・
「家を建てたらずっと共働きになるかもしれないけどいいの?」って話ですし。
奥:あはは。
裕:奥さんは?うん、って言った?
奥:はい(笑)働くよと。
関:でも、ご主人。バイクはやめられないよ・・・、ね?あの変な!?バイク買ったりして(笑)。
一 同:あはは。
関:まだ、オートバイ乗ったりしてるんですか?
裕:あ、趣味?
主:趣味、趣味、趣味、趣味ですね、はい。
裕:え?オートバイ?一人で?奥さんも後ろにのるの?
奥:乗らないです。
主:一度だけ乗ったことありますけども、それきり。
裕:そう。でもそれを大事にしながら、家は絶対ほしいと。
そしたら次に土地でしょ?
主:そうですね、土地も、八重樫会長に相談しながら、はじまったよね。
奥:最初はあそこの道路沿いのとこ紹介されて、60坪くらいなんですよね。
主:もう結構色々見に行ったよね。そこだけでなくて。
奥:悩んだんですけども。
裕:ここに決めた理由は?
主:ま、静かそうだし、公園も目の前で。
奥:広かったのも。
裕:ここが一番広かったですか?
奥:広かったです。でも予算の関係が一番おっきかったかも。(笑)
一 同:あはは。
裕:広さ、イコール予算がぴったしだったわけ?
奥:そうです。保育園のときだけ、送り迎えは我慢しようってことで。
裕:会長がもっていた土地でよかったんだね(笑)じゃあ今度はいざ建物を建てようってなったときに、なんでやえがし工務店に頼もうと思ったんですか?
主:知っている方もいたので、信頼できるなって。地場の工務店ですし。
信頼できるのが一番でしたね。
奥:やっぱり、身近だったってのもありました。
あとは信頼できるなっていうのと、アットホームなところ。地元で地域密着だしってのもありますね。
裕:いざ、建てるとなったときに、希望の家みたいのあるじゃないですか?こういう家を建てたいみたいな。
主:それは、嫁とずっと相談するまえから話はしてました。
裕:どういうのですか?
主:嫁はとにかく可愛くて明るい家がいいって言ってたんで。私は使いやすくて夏涼しくて冬あったかいとか。色々相談するまえに自分なりに調べてたので、そんな話を嫁としていました。
奥:全体的にかわいらしい家ってのに憧れてました。
関:なんか、喫茶店みたいだよね?
奥:あー。カフェ、みたいな。
佐:外観からそういう感じはありますよね?選ばれてる色合いとかも。
奥:普通の家じゃない家にしたいとは言ってたんです。
主:雑誌を二人で何十冊も見て。二人の好みを雑誌で見てそれをスクラップにしてました。
裕:それあります?
奥:ありますよ、これです。
関:グリム童話にでてきそうな
奥:そうです(笑)アメリカンのような。色々まざってるんですけども。
裕:途中で大変だなーって思うことはありました?
主:佐藤さんとか高林さんとか、設計の段階のときに相談しましたんですが、妻の意見とか家族の意見とか、一緒に住む母の意見とかを聞いているうちに、何をしていいかが、間取りの段階で分からなくなったていう。
裕:設計の高林がその話を聞いた上で間取りを?
主:一度図面を書いてもらってから妻と話して。「もっとこんなのがいい。あんなのがいい」っていうやりとりはありました。
裕:それに対して高林は、どうでした?
主:はい、しっかり相談に乗っていただきました。高林部長と何度も打ち合わせを繰り返しました。
裕:絶対これだけはなんとか実現したい、って思っていた所はありますか?
主:木のにおいとか。そういうのが感じられるような物にしたかったですね。
裕:木のぬくもりのあるこ住まいづくりをしたいっていうのは、一番の希望だったんですね。
主:希望でしたね。
佐:木材ですよね?建材じゃなくて、木材にこだわったっということですね。
主:吹き抜けもわたしの希望で、ここは妻とは意見があわなかったとこで(笑)
一 同:あはは。
裕:意見が合わなかったの?
奥:はい、吹き抜けって寒いですよね。それがちょっと効率的にどうかなってのがあって、全面吹き抜けでなく、半分部屋にしてもらったんです。
裕:あ、それで、これ半分なの?
奥:ほんとはこれ全部吹き抜けにしたかったんでしょ?
主:うん。もっと広くてもいいと思ったんですけど、でも途中の話してる間取りの段階で、これぐらいしかとれそうもないってもがあったんで、2階のホールのことを考えれば、もうこれくらいにしようとね。
裕:じゃ、お互い妥協したのね。設計の段階で結構打合せは、させていただいたんですね?
奥:はい、結構わがまま言った部分はあったんですけども。
裕:工事をさせていただいているときは、絶対ここはこうして、ってところありましたか?
主:あーあるね、この窓、何センチか低くしてくださいって、むりやり。
裕:窓の高さを?
佐:取り付ける位置が高かったので、一度付けたものをやり直すってのはやっぱり大変ですよね。でもお客さまに気持ちを引きずって頂きたくないと思い、できる範囲でやりました。
裕:嫌な顔しないでやりました?
奥:はい、とっても優しいですよね。
あと腰板の色がちょっと薄かったんですね。それをもっと濃くしてくだい、って言って。
裕:では、今は満足ですか?
奥:はい。かなり大満足で。
裕:今、この私たち座らせていただいている椅子なんかも、こういうイメージに合わせてますよね?
奥:はい。
裕:住んでみての感想はどうですか?
主:満足です。今2階は持て余してる。子供部屋はまだいらないので。
裕:やえがし工務店で、家を建てると幸せになる人はどんな人ですか?
主:普通のハウスメーカーじゃ物足りないって方は、ありきたりじゃいやだって話はしてたので、ま、こだわりが強い方は、いいと思います。
裕:どうもありがとうございました。